通信エンジニアに興味があるけど、こんな疑問を持つ人も多いと思います。
- 新人のうちは何ができるの?
- 3年目にはどこまで成長できる?
この記事では、私が通信・ネットワークエンジニアとして1〜3年目で経験したスキルアップの流れを実体験をもとに解説します。
1年目:基礎固めと現場慣れ
🌅 午前:試験項目の作成
- 標準の試験項目は30分程度で作成可能
- 新機能の試験は「この機能が正しく動くか」を一から考える必要があり、1日かかることも
🌆 午後:不具合対応・自動試験
- パラメータの特定:30分〜1時間
- ログ解析:2時間程度
- 自動試験はボタン操作で完了するが、エラー時は原因追及に1時間ほどかかることも
1年目で学べること
- ネットワーク・無線通信の基礎
- ログ解析スキル
- 仕事の進め方・スケジュール管理
1年目の課題
- わからないことはすぐに聞く習慣をつける
- 複数タスクの優先順位をつける練習
1年目のポイント:先輩のサポートを受けながら、基礎スキルと現場感覚を身につける年です。
2年目:効率化と応用スキル
主な変化
2年目から自動化チームに参加したことをきっかけに、ログ判定作業をPythonで自動化。結果として約40%の工数削減に成功しました。
単純作業の時間を減らすことで、不具合対応や新機能試験など重要な業務に集中できるようになりました。
2年目で学べること
- 複数業務の効率的な進め方
- 自動化・工数削減の考え方
- 他部署・ベンダーとの連携スキル
2年目の課題
- 緊急案件と通常業務の優先度調整
- スケジュールの乱れに柔軟に対応する力
2年目のポイント:基礎が固まると応用力が一気に上がります。自動化への挑戦が差をつけるカギです。
3年目:自立とチーム貢献
主な変化
3年目になると業務の裁量が大きく増えます。不具合対応や試験の判断を自分で行うだけでなく、新人への教育も担当しました。
具体的には以下の内容です。
- 業務手順のレクチャー
- ログ解析のやり方を直接指導
- 週1回の1on1でメンタル・進捗サポート
3年目で印象に残っているトラブル
3年目に大規模トラブルの主担当を任されたことがあります。
原因特定に数日かかる難しいケースでしたが、ログ解析・ベンダーとの調整・関係部署へのエスカレーションを繰り返しながら最終的に無事解決できました。
この経験でプレッシャーの中でも冷静に動く力が身についたと感じています。
3年目で学べること
- 課題解決力・判断力
- 後輩育成・チームマネジメントの基礎
- 技術と効率化のバランス感覚
3年目のポイント:自立して成果を出せるようになり、チームへの貢献度が上がる年です。
まとめ:1〜3年目の成長曲線
| 年次 | 主な成長ポイント | 学べること |
|---|---|---|
| 1年目 | 基礎固め・現場慣れ | ネットワーク・無線基礎、ログ解析、スケジュール管理 |
| 2年目 | 応用・効率化 | 複数業務の効率化、自動化、他部署連携 |
| 3年目 | 自立・チーム貢献 | 課題解決力、後輩育成、改善提案 |
新人は「わからないことだらけ」で当然です。基礎を積み重ね、自動化や効率化に挑戦し続ければ、3年目には自立して成果を出せるエンジニアに成長できます。
💡 次の記事では「通信エンジニアの年収・給与は高い?大手で働いた私がリアルを解説」について紹介します。
筆者プロフィール
いっちー
大手通信会社にて無線検証エンジニアとして勤務。LTE / 5Gネットワークの検証業務やログ解析を担当。通信エンジニアのキャリアについて、実体験ベースで発信しています。

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