理系就活の自己PRに悩んでいる人の中には、こんな疑問を持つ人も多いと思います。
- 自己PRって何を書けばいい?
- 研究内容を自己PRにどう活かす?
- 他の就活生と差別化するには?
この記事では、大手通信会社に新卒で内定した私が、実際に書いた自己PRの内容と書き方のコツをリアルに解説します。
私がアピールした強み
自己PRで中心にアピールしたのは以下の2つです。
- 粘り強さ
- 問題解決能力
この2つは大学院の研究活動を通じて自然に身についたスキルで、エンジニア職として働く上でも直結する強みです。
自己PRの構成
自己PRは以下の構成で書きました。
| 順番 | 内容 |
|---|---|
| ① 結論 | 自分の強みを一言で述べる |
| ② エピソード | 強みを発揮した具体的な場面 |
| ③ 結果・成果 | 取り組みの結果を数字で示す |
| ④ 締め | 入社後にどう活かすか |
実際に書いた自己PR
参考までに、実際に使った自己PRの一部を紹介します。
私の強みは粘り強さです。研究活動において、問題を解決するために論文を20件以上熟読し、知識を習得しました。さらにこの知識を応用するために共同研究先の研究員の方々と積極的な意見交換をしました。結果として、新しい評価手法を提案することができ、提案手法の有効性を検証した結果、1%以内の差異で既存の手法と一致しました。
ポイントは「論文20件以上」「1%以内の差異」という具体的な数字を入れたことです。数字があるだけで、読む人への説得力が大きく変わります。
「困難を乗り越えた経験」の書き方
ESでよく聞かれる「困難を乗り越えた経験」についても、同様の構成で書きました。
私が書いた内容の要点はこうです。
- 背景:5Gの屋内使用が増える中、電波の人体安全性評価が必要になった
- 課題:既存手法では広い屋内環境での計算が不可能だった
- 取り組み:関連論文を20件以上熟読・国立研究所の研究員と週1回の進捗報告・積極的な意見交換
- 結果:新しい理論式を作成し、既存手法と差異1%の精度で新手法を提案・学会発表2回
課題→取り組み→結果の流れを意識することで、自分の能力が自然に伝わる構成になります。
他の就活生と差別化できた点
自己PRで差別化できたと感じたのは、国立研究所との共同研究経験を書けたことです。
一般的な研究室内の研究と異なり、外部の研究機関と連携した経験は珍しく、面接官の印象に残りやすいです。自分の研究に特別な経験や実績がある場合は、積極的にアピールしましょう。
自己PRを書くときに参考にしたもの
自己PRを書く際に参考にしたのは先輩のESです。
実際に内定した先輩のESを見ることで、どんな構成・内容が評価されるのかの感覚がつかめます。研究室の先輩や就活を終えた友人にESを見せてもらうことを強くおすすめします。
自己PRは企業ごとに変えるべき?
私は自己PRの内容自体は変えませんでした。ただし志望動機は企業ごとにカスタマイズしています。
自己PRは自分の強みを伝えるものなので、基本的な内容は同じでOKです。一方で志望動機は企業ごとに「なぜこの会社なのか」を変える必要があります。
まとめ
- 自己PRは「結論→エピソード→結果→締め」の構成で書く
- 具体的な数字を入れることで説得力が増す
- 研究での特別な経験・実績は積極的にアピールする
- 先輩のESを参考にして評価される内容の感覚をつかむ
- 自己PRは使い回しOK、志望動機は企業ごとにカスタマイズする
💡 次の記事では「理系エンジニア就活でインターンは必要?大手を目指した私の判断」について解説します。
筆者プロフィール
いっちー
大学院で通信系研究を経て大手通信会社に新卒入社。無線検証エンジニアとしてLTE / 5Gネットワークの検証業務を担当。その後Uターン転職で大手メーカーへ。理系エンジニアのキャリアについて実体験ベースで発信しています。

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